[読書メモ]Docker&kubernetesのきほんのきほん、を読みました

開発はDocker、デプロイ先はVPSという構成でずっと仕事してきたんですが
本番運用だったり、コンテナ技術を使ったサービスには疎いので
いちから勉強してみようと思い本書を手にとりました。

あと先日のAmazonのセールで、ミニPCが非常に安くなっていて
自宅でKubernetesサーバーを建ててみようということもあり、本書で基礎から勉強させていただきました。

DockerやDocker-compose、kubernetesのことを殆ど何も知らなくても
豊富でかわいいイラストで非常に分かり易いように書かれていました。

開発の過程でDockerfileを自分で書いたり、docker-composeでローカル開発環境を
整えたりはしていたので、一応本書の6~7割程度は予め知っていた内容でしたが
改めて頭の整理にもよかったです

それに全くわかっていなかった(Podってなに??レベルの状態)kubernetesに関しても
概念からインストール、簡単なサービス運用まで解説されています。

k8sを最初から自分のPCにインストールして動かしてみて~
は非常にハードルが高いのでminikubeが紹介されています。
自分は手元のPCに導入したk3sでこの本を読み進めていきましたが特に問題ありませんでした。

本書の最後に「この後の学習について」という項目が設けられていて
次の指標も提示してくれているので、業務でこれからプロユースに向けて勉強したい
という方は参考になるかもしれません。

いいことばっかり書いてもあれなので、本当に強いて、敢えて
「こうだったら個人的に嬉しかったな~~」という部分は

  • Docker & Kubernetesのきほんのきほん、というタイトルではあるがKubernetesに関してはChapter8のみ
    • そりゃdocker-composeもkubernetesもdockerをベースとするものなので仕方ないかもしれません
  • Dockerfileの書き方に関してはもう少し掘り下げてくれたら嬉しかった
    • コマンドのみで全部やるケースって少ない気がしたので。
    • 念のためdockerfileを紹介しているChapterはちゃんとあります
  • 定義ファイルの書き方は本当に丁寧!(すぎるかも?)
    • とにかくやさしく書いてあります
    • ちょっと比較や繰り返し読むのが大変だった思い出

あくまで個人的な感想で、本書は「Docker & Kubernetesのきほんのきほん」なので
不足している、不満があったというわけではないです。

ここより深いコンテナ技術に関しては、改めて他の本にもチャレンジしてみようと思います。

上部へスクロール