仕事では殆どの作業をMacbookPro(M2Max)で行っているのですが
最近は自宅サーバーやら、趣味アプリやらでWindowsでプログラムを書くことが増えました。
(あまりにも時代遅れな話題ですが)最近でWindows(Powershell)でもSSHが動く、ということで試してみたんですが何故か接続できず、エラーも表示されない(異常終了というエラーコードが返ってくるだけで何も出力されない)ので困ってました。
とりあえず接続できたPuTTYでしばらくSSHによる作業をしていたのですが
鍵やホストを毎回指定したり、パスワード毎回入れたり、一度切断するとアプリを起動しなおしたり、でちょっと面倒すぎたので探してみました。
Google検索してみても、意外と情報が少ないのですが今回Termiusというクライアントアプリを発見しました。
実際に使ってみた感じも非常に使いやすかったので紹介します。
1 秘密鍵の指定
これ、OSXやLinux系OSでは当然のように .ssh/
内に入れてそれを -i
オプションで指定して動作上も、操作の手間も特に問題なかったんですが
Powershellだとエラーも出ずに終了
(おそらく自分の何かしらの設定が悪いんだとは思いますが)
PuTTYだと接続の度にエクスプローラーから指定する必要があって非常にストレスでした。
しかもPuTTYは形式を変換してインポートしないといけないし。
その辺りは何もしなくてよくて、普通に秘密鍵指定するだけでちゃんと動きます。
自分のアカウント内で秘密鍵を別端末に送信したり共有したりもできます。
2 接続ホストのグルーピング
長く開発を続けていると接続したいホストって無限に増えていきますよね。
「あれ?あのアプリのホストどれだっけ。。。」みたいなことがたまに。
(.ssh/configを都度いじくるのも面倒だし、PC替えた時とかも面倒)
このアプリでホストの一覧をアプリ間で記録しておけるし、ホストのグルーピングも可能です。(ホストAとホストBはアプリXX~とかでまとめたり)
3 好きなテーマを選べる
僕、ディスプレイが白だとまぶしくて基本的に全てのアプリやWebページを可能な限りダークテーマにしています。
逆に黒背景だと見えづらい、見た目を統一したい、こだわりたいという人も安心。標準でテーマが大量に提供されています。
切り替えもワンクリックで、お好みのテーマをすぐに見つけられると思います。
4 SFTPもGUIでラクラク転送
SFTPを直接コマンド叩くのってめっちゃ面倒ですよね。
それで、GUIでやれたらいいな~と思うんだけど、大体FTPクライアントとセットになってて「うーむ。。。わざわざ入れるかぁ。。。」となるんですが、GUIでポチポチでSFTPできます。
使う頻度が自分の場合そんなに多くないので余計に嬉しいです。
5. WindowsだけじゃなくAndroid/iOSでも使える
上記の機能や、使いやすいSSHクライアントがそのままにスマートフォンでも利用可能です。
(もちろんホストや秘密鍵はアカウント内で共有されます)
一応気になる点も少し
- 踏み台サーバーに自動で経由するような接続方法は有料プラン( 10$/mon )
- 面倒だけど二回SSHしましょう
- アカウント作成が必要
- Googleのアカウントあれば作成はすぐでした。
- 有料プランにAWSからホストの自動インポートみたいな機能があって羨ましい。。。
- これは別に悪いわけじゃなくて、むしろいいんだけどコピー&ペーストは Ctrl + SHift + ( c or v)になってます
蛇足
最近アイキャッチ画像をちゃんと設定したほうがいいな~と思いつつ、サイズとか面倒だし、自分のPCの画像はそのままSS撮れないこともあって、世のSEO頑張ってる人ってすごいな~と思いました。(アイキャッチ設定する程度で根を上げました